異端者の集い【＊＊】

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最高ランク : 31 , 更新： 2018/01/20 21:52:18

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人は恐れを知っている。

人は愚かさを知らぬままでいる。

人間とはなんと哀れな生物か。

我が呼び声に応える者よ…

そうか、貴様もそう思うか。

ならば良かろう。

貴様に我が力、貸してやろうじゃないか。

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【魔剣プラディクス】

黒い刀身に血の様な色をした切っ先が特徴的な魔界でも有名な【血吸いの魔剣】。

所有者によってその形を変え、場合によっては所有者を操り、血を吸うとされている。

彼の所有者が通った街は人一人とて残る事なく、また誰もが血を流す事なく死体の山が出来ているそうな…

魔界でサタンが全ての鍛冶屋に『最も素晴らしい魔剣を生み出せた者に褒美を与える』と言った御触れを出した際に魔界に住んでいた人間が生み出してしまった物で、元々は血を吸う力など無かった。しかし、鍛冶屋はその御触れの事など全く知らぬが故に人間界の何処か遠く封印し呪縛の呪いを掛けてしまった。
長い年月が経つうちに魔剣の人間に対する恨みは増幅し、それが［血を吸う］と言う形となって現れた。

なお鍛冶屋はサタンに呼び出されその事を告げた際にサタンが憤慨し、鍛冶屋には「100年何も食べずに生きていける代わりに100年経った後にその間の飢えが襲い死ぬ」呪いを掛けた（しょぼい）
当時サタンは自分で見つけられるだろうと思っていたが故にこの程度の処罰だったのだが、サタンの手では見つけられず、その魔剣によって殺された。

現在では剣の姿だけではなく、人間の姿になる事も出来る。