赤みの肉をかみちぎる菅原一秀の日記

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赤い血がしたたる肉を噛みちぎりたい。そして腹がふくれるほど食べて眠りたい。

ワインも服にこぼしながら下品に頭からかぶりたい。

男たるもの、死ぬまで男でいたいし、男なら男らしく食事したい。

ナイフやフォークでちょろちょろと食べているのは性に合わない。

だから赤い血がしたたる肉にかじりつきたい。そしてそのまま眠りたい。

誰かが朝に起こしてくれるまでワインのボトルを抱いて眠りたい。

いつかバカだと気づくまで。