:-) 赤葦Happy birthday!
銀河 赤葦 おたおめ最高ランク : 61 , 更新:
てことで。
番外編を書きました。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kazuha10101/
ここに載せちゃいます!
いいと思ったら小説の閲覧オネシャス(((((
________________
赤葦さいど
冬も中頃になってきた12月。
俺は体育館に続く廊下を歩いていた。
今日は朝練がない。
げた箱を開けると、『人が木かげで一じかんやすむ。いのちを育む。そこは食じをとるばしょであり、けいさつ官がたちよるばしょ。 ・・・この文章に当てはまる場所に行け。』
ちょっと意味のわからない文章が書いた紙が入っていた。
簡単な漢字しか使っていない。
逆におかしい。
もっと簡単な漢字はあるはずなのに人、木、一、育、食、官しか使われていない。
もしかしたら・・・
・・・やっぱり。
この漢字達を組み合わせると体育館になる。
みたいなことがあって、今体育館に向かってる。
いったい誰が俺を呼び出したのだろう。
________________
体育館につくと、そこは無人だった。
京冶「?誰もいないのか…?」
おまけにカーテンが閉まっているようで、中は真っ暗だ。
すると突然、それは始まった。
体育館の真ん中にいた俺の目の前に蝋燭の立てられたケーキが突然現れ、後ろには椅子まで用意してあった。
京冶「これは・・・」
するとステージのあかりがつく。
バッ!!!
京冶「ッ!!・・・」
まぶしさに目を閉じかけたその時。
力強くも儚く。そして何より繊細な。その音色。
これは____
京冶「・・・やっぱり。」
キミのおと。
それは、俺の愛した、美しい女性。美しい音色。
キミの、いちばん好きな曲。
___クラリネット協奏曲。
俺によく聴かせてくれたこの曲は、
2人の思い出、そのもの。
演奏を終えた君は、ステージから降りてきて、俺の前に。
「誕生日おめでとう。京冶。」
その瞬間、急に胸倉を掴まれたと思えば
___唇に温かいものが触れた。
その事に気付いたのは終わった後で。
ほんのり頬を赤く染めた君が可愛くて。
俺はもう一度
今度は自分から。
唇を重ねた。
______________
赤葦Happy birthday!
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