炒飯って、『いためし』では変換できないんだね。

文スト 一行小説 雑談
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ずっと炒飯を「いためし」「いためし」と呼んでいました、どうも、小浮気凪和です。

ふとね、思ったんですよ。
創作する時でもなんでも、「こういうのを書きたい!頑張ろう!」より、「ハッ! 何か唐突に啓示が来た」の方が筆の乗りもクオリティも評価も前半に比べると良い場合が多い。

何故でしょう。私だけでしょうか。

いやですね、朝炒飯作っている時にふと、文スト学パロで『太宰さんの自殺を止める中也の話』を思いついたんですよ。それでなんとなーく思ったわけです。
以下、軽い案整理も兼ねたメモ的ななにか。

一人称…中也。


本日は青天也。
中庭を縦断する廊下を歩きながら空を仰ぐと、頭のどこかからかそんな言葉が弾けて飛び出た。いや、もしかしたら空から降ってきたのかもしれない。俺が空を見上げたときに俺の目の前に見えたんだ、きっと、そうに違いない。
俺の詩はメルヘンチックで駄目だと芸術性の濁点もない教師どもは批判するが、繊細な俺の文学も分からないんじゃあ俺が今から目を冷ましに行く彼奴のことも判るわけがない。芸術が判らないと、俺らのことは判らない。

すっと透き通った青空には白い雲が斑点模様を描きながらその形を変えて、あっという間に裏庭と裏庭を横切ってみせる。俺は少し得意気になって早足で歩いた。向かい風が目に突き刺さる。
花壇を飛び越え飛び石に着地する。そのまま歪な形をしたものなんて殆どない几帳面な飛び石をリズムよく蹴った。一二の三四、四の五の六、二六三四でちょんちょんちょん。上機嫌に鼻唄なんて歌いながら最後の飛び石を蹴って芝生へ片足ずつ着地する。そうして彼奴を見下ろした。

「おい青鯖」


……冒頭になってしまいました。文章力のなさが目と心に刺さります。ヴッ!ってなりますね、ヴッ!って。

それでは晩御飯もそろそろなので、ここでお開きにしようかと思います。最後は一行怪談で!

『トントンと肩を叩かれたので後ろを振り向くと、自分と同じ顔の自分が後ろに何にも連なって肩を叩いていた』

二代目北斎


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良作できると、ネタが降りてきたことにとても感謝する( ˘ω˘ )
良作って考えればできるものじゃなくて、偶然にできるものなのかもね……?

好きって言ってくれるのは嬉しいよね。
ありきたりな感想をずらずらと並べられるよりは、一言「この話好きだな」のほうが嬉しい。
文芸誌!いいねぇ。
あの頃の時代は、結構学校の人たちとかで同人雑誌とか作ってたらしいしね!


妃有栖
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