グリモワール図書館プロット
更新: 2021/04/05 0:40:10
グリモワール図書館1
第一章
界は小高い山を登る。手紙と共に封されていた地図を頼りに屋敷に着く。
屋敷の中は図書館。それも外観に似合わないほど大きな図書館。そこから女性が姿を現す。女性に連れられ、中へ入る。そこで女性と質疑応答。その後依頼を正式に受ける。
それからその女性・ララに頼まれ、司書として図書館で働くことになる。
図書館にはすでに二人の司書がいた。ジカート姉妹。二人から仕事を聞き、そして界の部屋に案内される。
翌日、ララから話があり呼び出される。場所は図書館(屋敷)の裏の山奥。ララは町の現状、戦争や魔法使いの現状についての話を界に話す。
話したうえで、ララは界に魔法を使えるようになってほしいと告げる。告げられ、界はなぜ自分なのかと質問をする。ララはそこで薄墨家の話をし、界はそこで初めて知る。考えた結果界はララから魔法を教わることに。
一年経過し、魔法を使える並みの魔法使い程度に成長した界は、本格的に何でも屋として仕事をすることにした。
第二章
仕事の都合で情報屋から情報をもらうことにし、噂の立つカフェバーへ向かい、咲次郎と出会う。二人で話している途中、オグルがやってくる。傷だらけの状態で。
咲次郎とオグルはいい合ってたが、界の元へオグルが行き興味を示される。界はオグルを何か不吉な存在だと勘繰る。
オグルは界に向かって予言した。「これから災いが降りかかる。先生もきっとそれを追ってここにやってくる。あなたもここで戦う。」と
定期的に咲次郎から情報提供を受け、その代わりにオグルの面倒を見たりしていた時に、テオリドルがカフェバーにやってきた。
テオリドルから依頼を受けた。自分の愛してやまないきょうそさまの願いを叶えてやりたいとの依頼だった。テオリドルの所属する教団について、そして対する教団について詳しく説明を聞く。
クルルッタ教教祖、クルトと出会い、話をすることにした界。依頼を正式に受け、必ず遂行すると約束し、代わりにいくらでも報酬を払うとクルトは言った。
第三章
そしてクルルッタ教派とヴェート教派の戦争が始まる。魔法使い同士の争い。町は混沌と化した。
界はララたちに図書館を任せ、一人でオグルの元へ向かう。
界は道中、クルトと再会する。クルトは藁にも縋る思いで界に助けを乞う。彼を慰め、界は必ず救うと言い残しオグルと合流する。
オグルは魔法で応戦していた。しかし鞄を一向に使用しようとしない。界と合流後、本領を発揮する。
界は実力不足ではあったが、持ちこたえた。オグルはそれを見て、咲次郎に協力を求める。
咲次郎は自分の命だけが大事だと協力を拒否する。力がオグルよりも自分の方が上だと知っておきながら。
界の元へ戻ると同時に敵を前に、トランクを開けた。トランクを開けると、闇が広がっていて、敵は全て中に吸い込まれた。
界に咲次郎とのことをすべて打ち明けた。師匠や自分たちの境遇を全て。
師匠ならどうにかできるかもしれないと言って界と分かれ、オグルは師匠ジルバーンの元へ急いだ。
界は自分の力だけでどうにかしようと適度に応戦しながら、ヴェート教教祖の元へ向かった。
第四章
教祖・ロザリオは市民を殺害し続けていた。神の思し召しだと呟きながら。界のことを見つけるとただ笑った。
オグルは師匠・ジルバーンと会っていた。咲次郎はフランスから亡命した。
オグルはジルバーンに戦いを終わらせるように説得する。オグル曰く、世界最強のジルバーンならば戦争を終わらすことができると。
ジルバーンはただ泣いていた。可愛い弟子のためなら何でもしよう、命は惜しくない。
狼煙が上がった。多方から戦火が広がり始めていた。
どこからか飛んできた、ジルバーンの胸に矢が刺さった。オグルは必死に助けようとした。治癒魔法をかけ続ける。それも惜しく、ジルバーンは止めた。
ジルバーンの最後の力で以て、戦いは終結した。ジルバーンはオグルの腕の中で息絶える。
町は戦火に燃え、民は逃げていたのか無事な者も多かった。
ロザリオは界と会話を交わしたのちに、生き残ったクルルッタ教信徒に捕縛された。
界の依頼も無事に達成し、テオリドルとクルトから称賛と報酬を受け取る。
咲次郎は亡命し、その先で情報屋として今もなお活動をしている。
界はその後、図書館に戻り、再びララのもとで司書として働くことに。
グリモワール図書館2
第一章
それから一週間後、ヴェーガが図書館へやってくる。古書店の売れ残りを寄贈したいとのこと。
界がヴェーガと本の談議に花を咲かせる。ジカート姉妹もやってきて、町の本屋へ行くことに。ララはお留守番で、界はせっかくだからと一緒に行くことになる。
本屋へ行く道中、オグルと再び出会う。自分も図書館に居候させてほしいという旨を話す。
本屋へ行った帰りにカフェに寄り、ヴェーガに一週間前にあった出来事をグリムと界が話す。ヴェーガは興味津々。ジカート姉妹は二人でのんびりお茶を嗜んでいる。
仲良くなったオグルとヴェーガは並んで、三人はその後ろに並んで図書館に帰り、ララに事情を話す。同意の上、オグルも居候することに。オグルは、咲次郎はどこかへ行ってここにはいない、師匠は先の戦いで死んだことを話す。
ヴェーガはそれから何日か経ってもララたちに会いにドイツの小さな町から図書館へ来るようになった。
そんな中、オグルはいつも通り日課である散歩をしていたが咲次郎を町中で見かける。追いかけることはなく、戻って界にそれを報告する。
二人で咲次郎に会いに咲次郎の営んでいたカフェバーへ向かうと、一人の少女が佇んでいる。(ドロテーと言う少女。)
ドロテーに話を聞くと、男が店の中で倒れていて困惑していたという。急いで男の元へ行き、脈等を診るに外傷はなく、ただ気絶しているだけのようだった。
二人はカフェバーのカウンター席でドロテーから話を聞く。ドロテーは教祖様のお使いをしていたと話す。彼女もクルルッタ教の信徒だった。男は店の席に寝かせられている。
男は気が付く。オグルが顔を覗き込むと悲鳴を上げる。オグルは魔法で扉に鍵をかけ、出られないようにすると男に詰め寄る。男は咲次郎で、変装していた。オグルには会いたくなかったと話す。
界も咲次郎に話をつける。これからも何でも屋として咲次郎の力を借りたいと。咲次郎と口論の末、界とオグルに咲次郎は屈する。
界とオグルは二人と別れ一度図書館へ戻り、ララに事情を説明する。オグルは結局咲次郎の元へまた戻るが、その後も遊びに来ると話す。
一方、ドロテーはお使いの帰り道、路地を歩いていると、何者かに攫われる。
第二章
テオリドルが図書館へ来て、界に事情を話し、依頼をする。ドロテーがいなくなったこと、クルトが悲しんでいるから早急に何とかしてくれと依頼。
界は依頼を受けると、咲次郎の元へ行き、ドロテーのことを知らないかと情報を求める。咲次郎は知らないと話す。
一方、ドロテーは廃墟にいた。手を縛られ、口には布が巻かれてある。拉致の犯人は顔を隠し、猫背の男。ドロテーにナイフで切りつけ脅す。
界は咲次郎とオグルに協力を仰ぎ、ドロテー奪還に乗り出す。ララたちにも図書館へ来た人から情報を仕入れてもらうことにする。
念の為クルトやテオリドルなどから事情聴取し、ドロテーが歩くだろう道を割り出す。
テオリドルが図書館へ急いでやってくる、ロザリオが地下牢から逃亡したという情報だった。
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誕生日!ともうすぐ入学式
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