坂爪康二 インフル何日休ませる? 子どもの基準 文科省「発熱後5日+解熱後2日」

坂爪康二
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坂爪康二です。今回はインフルエンザが流行している今、気になるニュースを紹介します。


「インフルエンザにかかった子どもは、いつから学校に行っていいの?」。小学生の息子を持つ福岡県内の女性(42)から、西日本新聞の特命取材班にメールが寄せられた。保護者の間でも情報がばらばらで、よく分からないという。患者数が過去最多を更新、休校や学級閉鎖も相次ぐインフルエンザ、病後の登校に決まりはあるのか。

⇒【画像】すぐにできる5つのインフルエンザ予防策

女性の友人は、小学生の子どもがインフルエンザと診断され、医師から「薬を飲んで熱が下がっても、5日間は休ませて」と念を押された。一方で、1月27日に熱っぽい症状が出て翌28日に受診した別の子どもの母親は「きょう熱が下がったら、31日から登校させていい」と言われたという。

「発熱後5日」かつ「解熱後2日」
文部科学省に取材すると、学校保健安全法の施行規則に「出席停止期間の基準」があり、「保護者も基本としてほしい」と言う。基準は「発症した後5日(発症した翌日が1日目)を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」。発症とは「発熱」を目安とする。

福岡県医師会の稲光毅理事(小児科)も、この基準に従い患者に登校していい日を伝えている。1月27日に発熱したとすると「31日は、まだウイルスを出しているかもしれない。熱が下がったとしても、学校は最も早くて2月2日から」と話し「31日は、間違いだ」と指摘する。

「大人」の場合、基準はなく
出席停止基準は、かつては「解熱した後2日を経過するまで」のみだったが、薬で熱が下がったことで登校し周囲にうつす恐れがあったことから、2012年4月に基準を改正。「ウイルスがほとんど検出されなくなる」という臨床研究報告がある「発症後5日」が要件に加わった。ただ、基準はあくまで基準。文科省は「症状により、学校や医師が認めた場合はその限りではない」として、登校できる日が前後することもあるという。

まだまだ大流行が続きそうなインフルエンザ。稲光理事は、高熱が出ず感染に気付かない場合もあり「せき、くしゃみ、鼻水など症状がある人はマスクを着けて」と呼び掛けている。

厚生労働省などによると「大人」の場合、学校のような基準はない。一般に「発症後3~7日間はウイルスを排出するので外出を控える」とされ、医師や職場の指示に従う必要がありそうだ。

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坂爪康二


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